徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*百九十九段*<天地人>2009.1.5

 「天地人」が始まった。なぜかドラマは世相を映し出す。「愛と義」を持って生きた戦国武将がいたとは・・・ドラマだが歴史をもとにしての原作だと考えれば、細かなディティールは別にしても、おおよそ間違いはないのだろうと思って見る。

 「愛と義」なんて今一番ないものではないか。偶然か、意図してのものか、どちらにしても、私の一番確認したいことでもあるので、興味津津だ。

 年を経るといろんなことがわかり、分別が付いてきそうだが、いろんなことが分かり始めると、分別と同時に義憤の気持ちがわいてくるから、時々戸惑う。

 しかし、直江兼続は兜の正面に「愛」という字をデザインしていたとは、痛快だ。毘沙門天に誓いをたて、生涯独身をつらぬき、かつ、領土を広げようとしなかった上杉謙信にも驚くが、仕える主君は生涯一人と定め、それを貫き通す直江兼続も痛快極まりない。

 生き馬の目をもむく、戦国時代、裏切りや下克上が当たり前の時代をどう生きるのか、国主にはならずに、主君を支え続けた生涯を見てみたい。

 ドラマではなく、現実でも熱い体温を感じたい。せめて、音楽ではそれを目指す。これが今年の自分のなすべきことだ、と思うことにした。



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