徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−

*二段*<五月 皐月って不思議な月?>2007.5.1




 今年はことのほか桜の咲くのと散るのが早かったような気がする。暖冬の余韻かとも。あるいは桜を愛でる余裕もなく世間を驚愕させる事件が多かったせいか…。

 そして、五月はやって来る。新緑の五月、草木が芽吹く五月、心が踊るような五月。でも、不思議なのは「五月病」と言われる病気があること。多くは会社に就職した新人社会人や、高校、大学に入学した新入生がかかりやすいとか。確かに四月の緊張から少しだけ慣れてきたと思ったら連休が来る。
 緊張感が解けると寂寞感が頭をもたげてくる。それを乗り越える方法は、年度初めは、月単位で考えずに四月五月をひとまとめに考えることだ。連休は自分で作ったものではないから受け入れるのだが、疲れを取ったり、遊びに使うのではなく、仕事の延長ととらえる。そして何ということもなく連休を過ごせば、日常の連続だ。仕事や入学で慣れない環境に入った時は、新しいことを日常にすることに意識を向ける。なあに、一か月ならだめなことでも二倍の二か月なら相当日常化ができる。
 音楽という時間芸術にかかわっている身としては、音楽をしている一瞬一瞬が幸せだ、と思えることが幸いだ。人間を取り巻くもので一番強いのは「時間」だ。

 時の経過を信じること。新社会人、新学生諸君の健闘を期待したい。
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