徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*二百四十七段*<幸運と僥倖>2009.3.22

 都心に出なければならない用事があり…それは27日の演奏会のゲネプロの為なのだが…たまたま、東京マラソンの開催日にあたってしまい、目的のホール近くにまでは、たどりつけたのだが、もう少し、というところで交通規制にかかってしまった。到着まで難儀をした。

 何万人も参加のマラソン行事だ。意義を唱えることもないのだが、どうしてもこの日に出かけなければならない人は、困った人もいただろうなと、想像をした。だいたいが、自分がその場面に出くわさないと、リアルには思えないのが当然だ。去年は私もそんなスポーツイベントがあったな、くらいの認識だった。今年は自分が困ったので、普段の生活時間帯をあまりに長時間にわたり変更を余儀なくするのはどうなのか?とこのイベントを冷静に考えることができた。

 朝日新聞の欄に「うたの旅人」があり、今回は「なごり雪」だ。この歌は、実は別れの歌ではなく旅立ちの歌だった、とのこと。曲名が「なごり雪」とはこの時期にぴったりの曲だ、と編集者の感覚に同感し、さらにこの曲がいろいろな歌手のカヴァー曲になっていることを知った。作曲者が多くの歌手に歌ってほしいと願ったこともあるようだが、この曲にまつわるエピソードも書かれていて、興味深く読んだ。

 とりあえず、私の中の時間は速いスピードで流れている。今は・・・。

 目標の日が近づくといつもそう感じる。体感時間でそう感じるのだが、目標は達成するためにたてるものでもあり、いつかは達成するか、しないままで終わるかしか結果はなく、達成できたら新しい目標を作るか、目標レベルをさらに高くして挑戦を続けるか、だろう。

 今日は気持ちがハイでいられた日だった。60人の人とベートーヴェンと一緒に時間を過ごせた日だ。これを幸運と呼ばずに何と言えばよいのか。27日は「幸運」と「僥倖」の二つの思いを持ってみたいと欲張りなことを願った。



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