徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*二百五十九段*<4番、4番、4番>2009.4.4

 4月になった。オケは新しい曲の練習に入った。3曲とも番号は四番・・・四番繋がりのプログラムとなる。序曲の代わりにブラームス/ハンガリー舞曲四番、中プロがメンデルスゾーン/交響曲第四番イタリア、メインがブラームス/交響曲第四番、アンコールにハンガリー舞曲の五番を考えている。

 四番という名前には些かの地味なイメージが感じられる。この前に取り上げたベートーヴェンの四番の交響曲も美しい名曲ではあるが、五番の運命に比べるとインパクトには欠けるようだ。ハンガリー舞曲も奇数の一番、三番、五番がよく演奏されるが四番は珍しい。

 四番繋がりではあるが、それぞれが対照的な曲だ。メンデルスゾーンのイタリアというどこまでも明るいイタリアのイメージを挟んで、ブラームスの哀感溢れるロマンティックな曲を配したプログラムだ。メンデルスゾーンは生誕二百年に今年があたる。記念の年でもある。イタリアにはチャイコフスキーも憧れて「イタリア奇想曲」を作っている。独、露の作曲家は明るいイタリアへの憧れがあるのかも知れない。

 さて、初回の合わせだが、団員は結構演奏できていた。数をこなせばマスターできるという予感を持てた。指揮リサイタル当日に腕を骨折したメンバーも楽譜を見ながら練習に出席していた。この姿勢が気持ちいいし、他のメンバーにもいい影響を与えてくれるだろう。

 限られた時間をともに過ごす音楽の同志達だ。本番が終わって一週間、気の抜けるところだが、彼らと接すればそんな気配も飛んでしまう。オーケストラや合唱ってやっぱりいいな、と思える時間でもある。貴重な時間だ。



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