徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*二百六十六段*<我慢強い日本人>2009.4.15

 人間ドックの結果を基にしての診断を受けに病院へ行った。新しい病院は気持ちがよい。病院で気持ちがいいのも変な表現かもしれないが、採光量が多いのがその理由のひとつだろう。あとは待合室の吹き抜けの高い天井か。天井の半分くらいが硝子張りだから、場所によっては太陽の光をうけ暑いくらいだった。
 病院は、当然具合の良くない人が行くところだ。医師や看護師や受付、会計などのマンパワーと同様に、建物や内部が明るく清潔感に溢れていることも、患者にとっては重要なことだと思った。

 予約時間に行き、総合待合室で待っていたが、診療科によってはその待ち時間の長さに驚いた。長い待ち時間のドアの前に紙が下げられてあり、それを見たら、二時間半から三時間待ち・・・と書いてあった。これはなかなか厳しい時間だと感じた。待合室も何となくとげとげしい、何とも言えない微妙な雰囲気になってくる。

 診療を受ける側とする側との人数が合わないのは明白だ。理由は明白でも直ぐには手を打てない現実があるのだろうが、弱者が患者で強者は病院だととらえると、何とかしてくれよ、病院は・・・と思った。
 行列を見ると日本人は我慢強い!と感心する。買い物やレストランの待ち時間は選択の余地が大きいが、病院となるとそうは選べないので、医療行政か病院経営のありかたをシビアに考えなければいけないのだ・・・と痛感した。私も大体はその我慢強い日本人のひとりでいるのだが。



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