徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*二百七十六段*<「わたし」と「いのち」>2009.5.4



 連休の真最中だ。直接には連休は関係ないのだが、世間並に連休は仕事をしないと、なぜか決めたのは良いのだが、本当はそんなことは意味がなく、音楽関係の仕事は連休こそが意味があるのかも・・・と来年への課題になった。公務員勤務のころのことが習慣として残っているのか。お店は連休だからどこでも混雑しているし、レストランもひときわ混んでいる。自宅にいれば、自分の音楽の勉強にはなる。時間を活かさねば・・・。

 鮎が店頭に並びだした。養殖が主だとはいっても、一年中あるわけではなく、この時期の魚だ。香魚といわれるくらいに、人によってはキュウリのような、というような香りがある。苔を食しているからだとか。
 鮎は、内臓も食べられるので、調理の手間が省け、塩焼きには持ってこい、の魚だ。ビタミンA、E、カルシウムが豊富に含まれる。めざしよりもカルシウムが多いとは最近知った。そして、それらの成分が天然物よりも養殖物のほうが多いということも。

 一匹250円が相場かな。時々、食べたいと思う魚だ。緑の季節に緑の香りのする魚、まこと、日本人は自然とともに生きていると思わせてくれる。

 豚インフルエンザの名称は正しくなく、インフルエンザA型が正しい呼称だとか。確かに人間がかかるのに豚インフルエンザは変だ。大きな話題だが、世界では現在でも結核での死亡者が相当数あり、日本での自殺者だって、今の通称豚インフルエンザの死亡者の何倍もいるのだが、そこは全くニュースにはならない。年間3万4千人をこえる自殺者のほうが大問題だと思うのだが。

 「私が生きている」という意識と「いのちが私にある」という意識の違いを考えている。「わたし」が先か「いのち」が先か。少し考えてみたい。



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