徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*三百四十六段*<夜中の時間>2009.10.16

 夜中に近い時間に、本局のポストへ郵便の投函に歩いて行った。人の姿は少ないが、車は普通に走っているし、24時間営業のスーパーもある。人工衛星の画像で地球を見ると、夜の明かりが際立っているのが日本だという写真を見たことがあるが、それもなるほどとうなずける。

 24時間営業のスーパーから流れていた音楽が、「いきものがかり」の「YELL」(エール)だった。今年のNコンの課題曲だ。私たちも練習をしている新年1月4日のニューイヤーコンサートに向けての曲の一つだ。合唱曲とはまた違うオリジナルの良さを、歩きながら思い続けた。なんだかしんみりとメロディーが沁み入った。

 線路では、保線車両が線路の保線作業をしていた。暗闇にその車両の灯りと、先導する作業員の懐中電灯の明かりが際立って見えた。当然、夜中に作業をする人たちの存在とその役割を思った。普段では知らない世界の、ほんの少しの場面を見たような気がした。

 途中でタクシーの運転手さんから道を尋ねられた。私と同じくらいの年齢の運転手さんだった。夜中まで頑張っているなあ、と思わず「YELL」(エール)を贈りたくなった。

 往復30分の郵便局までの夜中のウォーキング・・・わずかの時間の間に結構心が動くものに出会えるのだと、夜中の時間の価値を改めて見直した。

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