徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 


*三百四十九段*<極める>2009.10.24

 Windows7が搭載されたパソコンの宣伝が多くなってきた。ビスタから三年、もう新しいOSになるとは。その前のXPがまだ現役でかなりの割合で使われているというのに・・・商品開発の速さに驚く。と同時に疑問符も少し、だ。普通の、あるいは初心者のパソコンユーザーにとっては、XPからビスタへの変更もあまり影響がないともいえるようだ。ビスタの方が起動やシャットダウンのスピードが遅く、ビスタよりもXPの方が使いやすいという人もいる。確かに機能の多様化も重要だろうが、操作のスピードも使う者にとっては重要だ。
 ビスタの開発には一般ユーザーの声があまり反映されてなかったのかも知れない。マイクロソフト社ではビスタを発売してからすぐにユーザーの声を集約する作業を始めたといわれる。
 改良点は機能よりも操作性に特徴があるとか・・・ビスタのスピードにストレスを感じていた人には朗報かもしれない。もちろん無料で手に入るのではなく、新商品ゆえの高めの対価を払うことにはなるが。

 ネットブックも人気のようだ。ネットブックにも「7」が組み込まれている。プロバイダとの2年間の契約が条件だと9800円というとんでもない廉価で購入することができる。私の音楽の教え子が、会社で早速ネットブックを使うようになったらしい。出張先からメールが届いたが、その中にネットブックにあるカメラでの写真を添付してくれた。きれいに映っていた。安さについてはこの2年間の契約継続がやはり売る側のミソなのだろう。
 2年間は短いとも言えるし、長いともいえる。何かの事情で契約を解除しようとすると、違約金が万単位で生じる。私の経験だと携帯で2年間を持ちこたえられなかったことがあり、契約解除をしたことがある。それを考えると、その時には安いからといって軽く契約はしない方がいいだろうと今は考えている。携帯にしても新規契約だと0円というのがあった。今もあるのか?
 しかし、あれだけの機能を小さなボディに詰め込んで、0円とか100円とかはありえないだろうと思うのが普通だと思うのだ。ただ、売る会社の戦略としてそうやって最終的には利益をあげるから、その手法は正しいということなのだろう。
 資本主義の原則は製品に見合った価格設定をし、売る側も買う側も程よく利益を分け合うというのが基本に思える。
 0円や100円の価格設定は私にはあざとく見える。

 私は何か新しいことに取り組んでも、極める、とか追求するとかが苦手で、最低限のことがまあまあできるようになると、そこで進歩が止まってしまう。昔のワープロもそうだったし、携帯電話でも同じで、携帯でスケジュール管理をしている人は多いのだろうが、私は相変わらずの紙の手帳だ。スキーもそこそこで永久初心者のようなものだ。パソコンも必要最低限か。

 マージャン、賭けごとには興味がなく、ゴルフは時間とお金がないから縁遠いままだ。仕事も趣味も極めない、そんな自分がせめて「指揮法」だけでもできるだけ深く追求し、後輩に伝えたいというのが目下の目標だ。なんとなくパソコンを極めるには残された日数が少ないように思う。
 人生の時間があと2倍くらいあればいいのだが。

 ”イラストレータ”を使ったりしての演奏会チラシのデザインは、すでに教え子たちがやってくれているし、そこに参入するのは無謀というしかないだろう。無駄だが正しいだろうな。・・・もう、信頼して任せる!しかない。高度な手法は教え子に任せる。この徒然草の段で特にお願いをしておこう。

 三百四十八段へ   三百五十段へ