指揮者 Conductor
高橋 利幸 Takahashi Toshiyuki


徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 



*四百八段*<熱血>2010.3.17

 熱血おやじバトルというイベントがある。年齢40歳以上のアマチュアバンドのコンテストだ。
 地方のブロックコンテストには六つのバンドが出場でき、その中から一つのバンドのみが全国大会へ出場できる。

 「熱血」という形容詞がぴったりはまる中高年のバンドの演奏だ。おやじ…という呼称には?ではある。れっきとした女性もそのメンバーの中にいるのだから。
 演奏する曲は様々だ。他のバンドのカバーもあるしオリジナル曲もある。「草野球だぜ ベイビー」とか「ハイウェイ スター」なんて曲の題名だけでも楽しいではないか。しかし、演奏を聴くと、これは半端ではない本格的なものを耳にしてこれにも驚く。

 バンドにはそのバンドならではのエピソードがあり、医師のバンドの一員は、予選落ちのリベンジのために医師国家試験を一年遅らせて受験しようとしたくらいに打ち込んでいたと紹介されていた。さすがにそのバンドはメンバーの判断でそれはならじ、と、しばらく休団したとのこと。
 こんなエピソードには思わず笑いが出てしまう。

 いくつになっても夢を持ち続けてバンドにかける。その志しこそ生き甲斐というものだろう。「熱血」とか「夢を諦めない…」私も持ち続けたい心の有り様だ。

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