指揮者 Conductor
高橋 利幸 Takahashi Toshiyuki


徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−
 



*四百九十八段*<高橋名車アルバム>2012.12.25

 女声合唱団ねむの花の演奏会が近づいていた。Year-endコンサートでもあり、最終回コンサートでもある。
 中田喜直の難曲、名曲中の名曲、合唱組曲「蝶」と佐藤 眞の「土の歌」を演奏する。こちらは混声バージョンなので、男声の(男性)賛助出演を願う。

 終わりよければすべてよし!ともいう。演奏会で嫌な思いをしたことはない。いつもお客さんに喜んでもらえた(…と客席の雰囲気から勝手に推測したものだが)音楽をする喜び(指揮の喜び、私の場合)を感じ、それが生きる喜びにもなっていた。

 今年は、年末の御用納めの日に、ねむの花を指揮し、仕事始めの14日にちば室内管弦楽団を指揮する。最高の年末年始の時間になる。指揮者(自称)冥利に尽きるというべきだ。

 書店で車の雑誌を何気なく見ていたら、付録に「日本の名車アルバム」がついていたものが目に付き、すぐにこの本を買った。40年前の「時代」をまざまざと思い起こさせてくれるのが、その当時の車だ。
 若い時は、大げさに言うと「車」が生きがいのようなものだった。(かも知れない)

 次兄の車を借りて運転し、長兄が中古のスバル360を買ってくれ(その分、長兄家族の送り迎えをやったりもして)、雨が降ると途端にエンジンがかからないのが、当たり前の様な車を何台か乗って、ようやく自分の給料で車を買えるようになってから、貯金もせずに、何台も乗り換えた。生来の貧乏性なのか、意味のない反骨精神なのか、大きな車は買わずに、いつも小型車を乗り換えていた。それは今でも変わらないのが、うれしくもあり、物足りなくもあり。(セリカ、買いたかった。)

 スバル360(ベージュ)、マツダキャロル(青)、ホンダN360(赤)、ホンダNV(白)、ホンダライフ(シルバー)、日産サニー(黄色)、日産スタンザ(肌色)、日産サニー(白)、日産ヴァイオレット(白)、日産サニー(白)、日産サニーターボルプリ(白)、日産サニー(白)、鈴木アルト(白)、ホンダオルティア(黒)、鈴木カルタス(白)、三菱ekワゴン(ベージュ)

 数えると、16台、(抜けている車があるかも知れない)

 基本、同じような車格の(人格、体格、品格みたいな言い方だ)つまり小さな車を飽きもせず乗り換えたものだ。色もほとんど「白」で変わり映えがしない。
 こんな風に、分析しながら、まだ懲りずに、同じ道を歩んでいる自分を、そろそろ無条件に認めてやらねば、と思うようになった。


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