徒然草−日々思う、あんなこと、こんなこと。−

*八十七段*<白井少年少女合唱団>2008.4.11

 少年少女合唱団の指揮をワンステージだけする。曲は「唱歌の四季」という題名で、おぼろ月夜・茶摘み・紅葉・雪・夕焼け小焼けの五曲を三善 晃さんが編曲したものだ。混声合唱用もあるが、もちろん今回は同声合唱バージョンだ。

 歌うのは「白井少年少女合唱団」・・・6回目の演奏会にあたる。私も創立時に少しの手伝いをさせてもらったのだが、実際は、大塚、海老原の両先生とピアノの堤さんの三人の方々が力を尽くされておられる。毎週土曜日の午前中の練習を重ねるとともに、定期演奏会前には合宿もやり集中練習をしている。その一年の練習の成果として、年に一回の定期演奏会を続けながら、他にも招待演奏や依頼のある時には積極的に歌声を披露している。

 メンバーは小学生から中学生まで、毎年20名程度のメンバーを維持していることだけでもすごいことだと思う。時間の使い方として、学習塾や他の習い事を選ぶいまの子どもをめぐる環境のなかで、合唱団に入って毎週練習に出席をすることだけでも拍手を贈りたい。

 子どもたちの団体だ。練習の時には、当番?のお母さん方が見守っていてくれる。それにも頭がさがる。

 私は、ほとんど練習指導にあたれていないのに、演奏会のときには、指揮の声を掛けてくださるのが嬉しい限りだ。6回の演奏会のうち2回の演奏会で指揮の責を果たせなかった。「チコタン」「マリちゃんの歩いた夢」「富士山」を振ったのが思い出に残る。

 今回も私は二回だけの練習で本番の指揮ができるということは、三人の指導の先生方の下練習のおかげなのだ。団員も素直に私の指揮で歌ってくれる。大人の団体とも違うし、学校単位の団体とも雰囲気が違う。自由な空気を生かしながら、音楽指導をする先生方の温かな眼差しとその指導の姿に感動すら覚える。

 久しぶりに再会した子どもたちは、びっくりする位に成長していた。ちょうどその年頃だ。そんな団員や指導の先生方、保護者の皆さんに「練習指導にあたれなくてごめんなさい」と心で言いながらの指揮となる。熱い気持ちだけはあることに免じて許していただけるだろうか。

 日本の唱歌・五曲は、本来の素朴な持ち味と、編曲の三善 晃さんの印象派の絵画のようなハーモニーとが微妙に絡み合って、何ともいえない新しい唱歌に衣替えをした。新感覚の「唱歌」だが、その中でも日本の曲らしい雰囲気を出せるよう、素朴で素直な合唱としたい。

 入場無料の演奏会だし、何と言っても歌う子どもたちの声と姿を聴き、見るだけでも満たされたひとときとなることは間違いない。4月13日(日)午後2時開演、白井市文化会館だ。




 

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